@article{oai:komajo.repo.nii.ac.jp:00001359, author = {杵淵, 恵美子 and 吉田, 安子 and KINEFUCHI, Emiko and YOSHIDA, Yasuko}, issue = {1}, month = {Dec}, note = {1961年から2016年までの55年間で、家族計画に関する女性の行動として避妊法の利用にどのよ うな変化があったのか明らかにするため、既存資料から検討を行った。先行研究および統計資料か ら、避妊の実行状況、避妊の実施方法、不妊手術件数・実施率、人工妊娠中絶件数・実施率の経年 変化についてデータを収集した。その結果、最も利用されていた避妊方法は55年間変化なくコンドー ムであった。避妊効果の高い低用量経口避妊薬や子宮内避妊器具・子宮内避妊システムは利用率が 低いままであった。不妊手術件数(女性)は約1/9に減少し、人工妊娠中絶件数も約1/6に減少して いた。しかし、20歳未満の人工妊娠中絶件数は一時期増加し、実施率も1961年の水準には戻ってい なかった。日本女性の避妊法利用に顕著な変化は確認できず、若年世代への教育支援やライフステー ジおよび女性個々の状況に合った避妊効果の高い方法を選択できるような働きかけが必要と考えられた。}, pages = {61--68}, title = {日本女性における避妊と中絶-1961年から2016年までの変化-}, year = {2018}, yomi = {キネフチ, エミコ and ヨシダ, ヤスコ} }