@article{oai:komajo.repo.nii.ac.jp:00001429, author = {佐藤, 晶子}, issue = {54}, month = {Mar}, note = {保育学生が実習で出会った保育者の具体的な関わりに着目し、それに対してポジティブな感情を 抱くことは、自分の理想の保育者モデルへと繋がっていく。一方で、理想の保育者像を描いていても、 実習でネガティブな経験をすると、意欲が著しく低減してしまう傾向もあるため、個々の実習体験 だけではなく、他者の実習体験も共有し、より多くの保育者モデルに触れることが重要である。本 研究は、保育学生が各々の実習体験のエピソードを持ち寄って、個の体験をさらに汎用的なものに するための一つの試みとして、協同学習を取り入れた授業の展開の在り方と、その効果を検討した。 その結果、グループワークの過程では、自分たちの認識しやすい言葉で自らの体験を言語化し、考 察を深める姿が見られた。また、最終的に導かれた各グループの理想の保育者像は、エピソードか ら見出した保育者の意図の共通点と、「いいな」と感じる理由の共通点をもとに、より包括的な用 語を新たに創造して語られていた。これらの試みによって、保育学生が実習体験を共有しあい、新 たな保育者モデルを描くことで、独りよがりではなく、より汎用的な保育者像の形成につながって いくことが示唆された。}, pages = {19--28}, title = {実習生の心に残った「保育者の関わり」を活用した協同学習の試み―汎用的な保育者モデルの創造に向けて―}, year = {2021}, yomi = {サトウ, ショウコ} }