Item type |
[ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2016-08-04 |
タイトル |
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タイトル |
多読活動にみる外国語の文章理解から表出の過程 : 目標言語と母語によるあらすじがもたらす概念上の効果の差異を踏まえて |
タイトル |
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タイトル |
The Comprehension-to-production Process in a Foreign Language Extensive Reading Program : Differences in Conceptualization seen in Native Language and Target Language Summaries |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
ID登録 |
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ID登録 |
10.18998/00000587 |
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ID登録タイプ |
JaLC |
雑誌書誌ID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN00093381 |
著者 |
千田, 誠二
CHIDA, Seiji
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抄録(日) |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
多読活動のアウトプットへの効果に関して、母語 (日本語) であらすじを書いたグループの一年後の英作文の出来が目標言語 (英語) グループと同じであったという実験結果 (Mason and Krashen, 1997) に対する興味から、それぞれのグループがたどる理解から表出までの言語習得過程の一端を意味概念処理の観点から調べようと試みた。テストは文章理解時における意味概念統合状況の計測、英作文、クローズテストの3種類を行った。その結果、平均読書量500ページを越した段階でクローズテストおよび英作文の伸び率においては、英語あらすじグループと日本語あらすじグループの間に大きな差はみられなかった。一方でストーリーを理解して得られた意味概念の統合状況は、初めの300ページまでの伸びにおいて日本語あらすじ群が英語あらすじ群を上回った。本結果は、日本語・英語の異なる言語によるあらすじを書くことが、2通りの言語習得過程を生むこと、また意味概念の統合状況が目標言語習得と関わっている可能性を示している。 |
書誌情報 |
巻 33,
p. 137-141,
発行日 2000-03-03
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表示順 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
16 |
アクセション番号 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
KJ00004249738 |