WEKO3
アイテム
ヨウ素化けい卵中のヨウ素定量法について
https://doi.org/10.18998/00000093
https://doi.org/10.18998/000000935913d66f-8d82-48f7-bf91-3a0b1fb9e411
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2016-08-04 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | ヨウ素化けい卵中のヨウ素定量法について | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Uber die Bestimmung des Jodgehaltes in Jod-Eiern | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
ID登録 | ||||||||||||
ID登録 | 10.18998/00000093 | |||||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AN00093381 | |||||||||||
著者 |
稲垣, 清二郎
× 稲垣, 清二郎
× Inagaki, Seijiro
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抄録(日) | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | ニワトリの飼料にヨウ化カリウム1日6mgを混入したものを与えて得たるいわゆるヨウ素化けい卵について,そのヨウ素含量試験法を最初はコンブの如き褐藻類を焼いて得たるケルプ中のヨウ素定重法を応用したが,目的を達し得なかったので,第8改正日本薬局方のヨウ化カリウムの含有量試験法を準用したところ,飼料に添加せるヨウ素量に比較して,著しく多量のヨウ素となったのでその原因をよく吟味しタンパク質中の硫黄に起因することがわかったため,日本薬局方に記載されている乾燥甲状線のヨウ素定量法を準用してやや満足なる結果をえた。ヨウ素とりこみのメカニズムは現在なお不明であるが,著者は海藻のヨウ素とりこみのメカニズムを参考としてチロシンよりチロキシンへの反応行程を推定した。チロキシンは本来有機溶媒に不溶のものであるが,弱酸性か弱アルカリ性では溶解性となるがゆえにクロロホルムにて若干抽出されるだろうし,なおクロロホルム溶液に抽出されるものに脂質およびリン脂質などがある。これらは飽和脂質と不飽和脂質の混合物であるので当然二重結合の位置にヨウ素が附加するので,著者の得たる卵黄のクロロホルム抽出液は,チロキシンとその関連化合物のヨウ化物,ヨウ素化脂質およびヨウ素化リン脂質の混合物と思われる。しかし,これらは今後の検討によって解明したいと思う。本研究において実験方法および実験成績はヨウ化物添加飼料による産卵時の管理その他なお検討する点があるため省略したが次号に報告する予定である。 | |||||||||||
書誌情報 | 巻 6, p. A1-A6, 発行日 1972-12-01 | |||||||||||
表示順 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | 6 | |||||||||||
アクセション番号 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | KJ00004009747 |